寒い朝:古き良き時代の日本人は季節の移り変わりに素晴らしく感性豊かな思いを馳せていたようです。季節を表す季語:二十四節気では今を“冬至”と表し、七十二候では、乃東生=”なつかれくさしょうず”、鹿角解=“さわしかつのおつる”、雪下出麦=“せっかむぎをいだす” と表現し自然と共生してきた日本人の祈りがこめられているように思われます。
さて、わたしは福岡市中央区の笹丘というところから、通勤しています。朝7時40分ごろ自宅をでると、通学途中の小学生の小集団とすれ違います。寒い朝に重たいランドセルを背負って、少し前かがみで学校にむかっています。前を向いて・・・と思いつつ! 今から59年前=昭和37年に〈寒い朝〉という歌がヒットしていました。
中学2年生の時でした。中学校は自宅の集落から1.5kmぐらい国分平野(鹿児島県霧島市)のシーサイド側、波静かな錦江湾に浮かぶ“桜島”を見つめながら北風を背に受けて通い、帰りは霧島連山を遠くに望み、北風を胸に受けながら帰宅していました。歌っていたのは、今は大女優の吉永小百合さんとマヒナスターズ。歌詞の一部をご披露しましょうか!『北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らかに咲いた 可憐な花を・・・・』その後、映画化されて「浜田光男」と共演でもこの歌は歌われていました・・当時の私たちの団塊の世代のスターで熱狂したものです。 福津市の市民の皆様方は若い世代が多く住まわれているようですが、この『冬至の候』にご両親になっかしい歌を思い出させるプレゼントとして頂きたいと願いつつ・・・巻頭の『寒い朝』と題した次第!
この季節は、長期にわたるコロナ禍でストレスが溜まり、寒暖差が招く体調不良等が起きたりもします。さわやかで清純な吉永小百合の〈寒い朝〉を聞くと「若き青春時代を思い出し、古き良き自然豊かなふるさとの日本を思い出しますョ・・・キット!」この歌で日々のストレスの解消にして頂ければと想う!
添付の写真は故郷の写真です:霧島市広報誌の写真を拝借しています。
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